女性を守る特殊コンドーム!?

musicaparadiso2005-09-02

CNNのサイトを見ていたらとんでもないモノを発見した。「RAPEX」・・・レイプエックス?レイペックス?と読むのだろうか。

(以下記事引用)性的暴行の多発が重大問題になっている南アフリカで、女性発明家のソネット・エーラーズさん(57)が、女性を守る特殊コンドーム「rapex」を開発、8月31日にお披露目した。「rapex」は、生理用タンポンのように膣内に挿入して使うもので、暴行犯の性器に「噛(か)みつく」ような仕掛けが施されている、という。


南アフリカでは性犯罪がどのくらい多いのか?女性発明家という肩書き・・・。いや、そんなことはどうでもいい。一番知りたいことは「「噛(か)みつく」ような仕掛け」、だ。記事によると、「病院でしか取り外しができないようになっていることから、犯罪者の特定にも役立つ」らしい。


やっとのことで挿入に成功した犯人は突然今まで経験したことのない痛みに襲われる。とりあえず、急いで女性から抜け出してナニにナニが起きたか確かめるだろう、いや、気が動転してショック状態のまま、失神するかもしれない。


「rapex」の中にはきっと、心臓の弁か、鮫の歯のように逆流しないような仕掛けのギザギザがたくさんついているに違いない。進入したが最後、ギザギザは襲われた女性のかわりにしっかりと肉に食い込んで暴行を試みようとした男を苦しめるんだろう。想像しただけで痛い。ココまで想像できたら、普通の男にはrapexが発明された、ということだけで充分に抑止力があると思うが、きっとソネット女史のお膝元ではこんなことくらいではひるまない、いたずらっ子がいっぱいいるんだろう。


また、記事は最後にこう締めくくっている。「「rapex」の使い心地については、複数の女性がプラスチック製の男性性器の模型でテストしてみたものの、生身の男性での試験はまだだという。来年から生産を予定している」


(笑)。頼むから発売前に「生身の男性」でテストしてほしい(rapexの仕組みが知りたい!)。というか効果も確認せずに発売するつもりなのだろうか。「模型」ではどんな結果になったんだろうか。しかし、相手がプラスチックじゃなあ・・・。

いやいや、人体実験などしなくっても、発売と同時に南アフリカの屈強なチャレンジャーどもが、自分の身をもって体当たりのレポートをしてくれる、ということか。

女性発明家というと、暇な主婦の、たまたま浮かんだアイデアが受けて100円ショップでバカ売れして億万長者になりました的なイメージがあったけど、世界にはこんなに真面目でばかばかしい(失礼)発明をする人もいるんだな。

http://www.cnn.co.jp/business/CNN200509010031.html

skype

musicaparadiso2005-09-01

skypeは無料で通話やチャットができるソフトです。macユーザーにとっては音質や使い勝手がよく、かなり重宝している。そのskypeで、ボルチモアの病院に留学してる大学の先輩から電話が来た。日本で盛り上がっている(らしい)、総選挙事情について知りたかったようだ。

話に聞いていたとおり、アメリカは日本のようにネット環境が整っておらず、先輩が自宅で契約しているネットサービスは大してスピードも出ないのに月40ドルもすると怒っていた。ブロードバンド環境に関しては、韓国をはじめアジアの方が進んでる。ちなみに、かかってきたskypeは研究室からだった。

韓国といえば、最近skypeで知り合った韓国・ソウルのヤンさんは機械の設計をしているのですが、仕事で日本と取引するようになってから日本に興味が出てきたと言っていた。奥さんとの写真を送ってくれたのだが、見事なまでの角刈りっぷりに「ヤンさんケンカ強そうだね」と言ったら、軍隊でも恐いものしらずだったと返事が返ってきた。・・・そうだ、韓国は徴兵があるんだよね・・・。ヤンさんと僕の距離が一気に遠のいた気がした。韓国人と日本人という違いよりも、徴兵を経験したかどうかの違いに。そんなことを考えて沈黙していたら、「ほんとは2年2ヶ月いないといけないんだけど、1年くらいで済んだから大変じゃなかったよ」とヤンさんが言ってきた。どうやら、軍事関係や国の研究機関の勤務と引き替えに兵役を免除してもらったらしい。なるほど、そういう道もあるのね。ちなみにヤンさんは僕の写真を見て「日本人ぽいなあ」と一言。俺、日本人なんですけど・・・

skypeのおかげでいろいろな国の人と気軽に知り合いになることができる。しかし、ボルチモアの先輩はネットも快適にできないし、日本のテレビもろくに見ることができないらしい。ケーブルでいろいろやってそうな気がするがそうでもないようだ。そこで、購入を考えているのが「Location Free TV」と呼ばれるテレビ。チューナーとテレビが別々になっているので、チューナーを日本に置いてアメリカでそれを受信する(チューナーから海外のテレビにはネット回線で送信する)。すごいなーこれは。このテレビとiTunesさえあったら、世界中どこへ行ってもいいかも。
http://www.sony.jp/products/Consumer/airboard/

日本代表!?

musicaparadiso2005-08-27

総選挙の公示まであと3日。私の住む東京10区では長野県知事田中康夫を代表とする新党日本のポスターが目につくようになりました。毎日通る駅までの通り沿いにある瀬戸物屋さん、カレー屋さん、ラーメン屋さんの店先の壁に突如現れた横長のポスターは、候補者の顔写真が大きくあしらわれたポスターの何倍ものインパクトがあります。

サッカーやオリンピックの日本代表を応援するサポーターのように、日本の国旗をモチーフにした新党日本のイメージには、祝日に掲げられる国旗や君が代に感じられるナショナリズムはありません。

田中さんは「噂の真相」で連載していた「ペログリ日記」を、噂の真相の休刊に伴い「週間SPA」に場所を移したのですが、そこで「チームニッポン」という政策集団を作っていました。新党日本は「チームニッポン」で田中さんが提言していた理念を国政で具現化する絶好の機会となるはずなのですが、田中さんをよく知る方達の見方は非常に冷ややかです。

僕が大学時代にお世話になった信州のコーヒー屋さんのオーナーは、田中知事の側近の一人でした。彼のblogでは田中さんがいかにしてマスコミを利用し、自分のイメージを作り上げていたのかが語られています。ちょうど昨年の今頃マスコミで騒がれた「白骨温泉」で入浴剤が添加されていた問題についても、一部のそうした詐欺行為を行った温泉宿を懇意のマスコミを利用して全国でネット放送させ、真面目に商売している多くの温泉宿の経営者の恨みを買っているとか・・・

http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/7845334.html

ピアノマン実家に帰る

musicaparadiso2005-08-23

今年の5月、イギリスの海岸で保護され、正体不明のまま世間を騒がせていた「沈黙のピアニスト」はドイツ出身のゲイという話(笑)。

「沈黙のピアニスト」とは大層なネーミングだが「沈黙」も「ピアニスト」もでっちあげだったらしい。「沈黙」の方は本人がこれ以上我慢できなかったのか知らないが、看護婦の「今日は何か話してくれますか?」という問いかけに「ええ、話しましょう」と答えたことで、あっさりとばれてしまった。「ピアニスト」の方は実は同じ鍵盤をたたいていただけだったのだが、病院もマスコミもこれを騒ぎ立てたため(知ってるに決まってるのだが)。

世界中でどのくらい話題になったのか分からないのですが、日本とイギリスでは盛んに報道されてましたね。ドイツに住む家族や友人、知り合いがこの騒ぎを知らなかったはずがないと思うのですが、言い出せなかったのか、彼の正体を巡る騒動は、彼自身が沈黙を破ることで終わりを告げました。

世間を騒がせてしまい、家族はなかなか言い出せなかったにしても、ピアノマンの友人や知り合いがマスコミに情報を持ってきていたはずです。確かにフランス出身のゲイという情報もあったようですけど、彼の正体を暴くまでには至りませんでした。

病院は今まで彼の治療のために投じた費用を弁償させると言っているようですがヤブヘビのような(笑)。確か、保護された当時公開する映画と、ピアノマンの報道が酷似しているとかで話題になりましたが、どうせなら映画会社に請求したらどうでしょうか。

ライブドア社長の堀江さんは実家のある福岡1区から自民党公認候補として立候補せず、亀井静香の地元・広島6区から無所属で立候補すると表明しました。

musicaparadiso2005-08-20


自民党本部にて武部幹事長を従えての立候補の表明は、党として実質的に亀井さんの対立候補と「公認」したということでしょう。それでも「無所属」として立候補するのは、堀江さんと自民党両者にとって選挙の結果が出てから考える余地を残しておこうということなのでしょうか。

仮に民主党立候補者・佐藤さんと亀井さんの票が流れ堀江さんが当選(私は今の段階では堀江さんが当選する確率は高くないと思っていますが)すれば自民党に入党、落選しても公認候補ではないから執行部の責任問題にならないわけです。しかし、私は堀江さんが本気で政治家になるつもりはないと思っています。             

多くのマスコミは今回の選挙は今までの選挙と違う、といいます。それは「郵政民営化」が争点になっていて投票者にとって分かりやすいということなんでしょう。しかし、国会で民営化に反対した民主党の議員のほとんどが実は民営化に賛成しているという話もある。小泉さんは1票でも多く集めるために、キャリア官僚や有名人を口説いて公認候補を誕生させています。

ふたを開けてみればいつもの選挙と変わらない姿が見えてきます。与党に対し、野党は政策・理論で攻めることもできず、国民の関心事はマスコミに露出の多いタレントや有名人にばかり集中する。

私は郵政民営化について、もっと議論をすべきだと思います。

落下傘でやってくる刺客

musicaparadiso2005-08-16

終戦記念日の昨日、小泉さんは参拝しませんでしたね、解散していなければ行ってたんでしょうけど、行っていたらせっかく思惑通りに進んでいる総選挙に向けて水を差すことになるのでやめたんでしょう。しかし、公約違反では??(別にいいけど・・・)。

さてさて、自民党郵政民営化に反対した議員を公認しないと明言し、彼らが立候補する選挙区に対立候補を立てるということで、ここ数日、様々な方の名前が出てきています。ライブドアの堀江さんや料理研究家のなんとかとかいう女性などはどうでもいいんですが、注目すべきは財務省のキャリア官僚達でしょう。女性の片山さんばかりがマスコミの注目を浴びていますが、その多くは40歳前の課長級の人たちのようです。

解散後数日という期間は、忙しい彼らが安泰の道を捨て政治家になろうと決意するには短すぎる。これはかなり裏がありそうな気がします。確かに、自民党の省庁再編により「大蔵」という看板を奪われた財務省にはかつての力はないのかもしれないし、引退間近の50代の役人達のように、銀行や証券会社とズブズブで、ノーパンしゃぶしゃぶの接待を受けることもなく、地方の税務署を回っていい思いをすることもなくなった。そんな役所にいるより、政治家になるほうが、まだましと考えているのかもしれません。

マスコミは刺客と騒ぎますが果たしてそんなに威力があるのかどうか。田舎に行けば行くほど落下傘で降りてきたよそ者は相手にされないような気がします。特にキャリア官僚のような人はそういう場所での振る舞い方を知らない。今まで人に頭を下げることを知らない人たちですから、その場しのぎの腰の低さが通用するほど甘くはない。

優秀な人たちなのでしょうが、どうしちゃったんでしょうかね。財務省自民党はなにを目論んでいるんでしょうか。そんなに民営化を急ぐ必要があるんでしょうか、9月11日の投票日まで、彼らの主張を聞いていきたいと思います。

東京MXテレビ

musicaparadiso2005-08-13

東京MXテレビは東京のローカルテレビ局です。開局当時はCSで放送していたみたいですが、ここ3年ほどは地上波の9チャンネルで見ることができます。僕がよく見るのは毎週金曜日放送される石原都知事とマスコミとの記者会見。何かと話題になる石原都知事の発言が生まれる瞬間を見ることができます。自分の気に入らない質問には「そんなくだらないことを聞くなよ」、「君はよくそれで新聞記者やってるね、もう少し勉強して出直してこい」など捨て台詞を残して出て行ってしまうが、自分のしゃべりたい話題に水を向けられると得意になってしゃべり倒す。

これが記者会見かと言いたくなるような内容なんですが、新聞、テレビなどマスコミの取材というものがいかに馴れ合いでできあがっているかをよく表していると思います。

しかし、郵政民営化で紛糾した最近の国会で、テレビに出たりマスコミの取材を受けて話す政治家の情けない様子に比べたら、石原さんの受け答えは爽快な感じさえします。自分の考えを堂々と突き通す人が少ないですね。

石原さんの記者会見の模様、詳細はここ
http://www.mxtv.co.jp/tochiji/index.html