ネットのいいところ

今日は久々に大学の同級生から電話がかかってきて、というか、ちょっと前に夜中に俺の家に来たらしいのだけど、そのとき俺が実家に帰っていていたので会えずじまいだったのだ。もともと、俺の家のそばに住んでいて、というより、俺が近くに引っ越してきた、というのが正解なんだけど、ちょうどその頃、7,8年ぶりくらいに東京で再会して「なんだ、家近所なんじゃーん。遊びに来いよ」みたいな感じでお互いの家を行き来していたのだ。


ところが、俺は離婚して一人で寂しかったし、料理もできないので、料理も出来て、家に帰ると奥さんもいる同級生が、ちょくちょく俺の家で寝泊まりするようになった(笑)。それで、気がついたら自分が泊まる時用のベッドを買ってリビングに置いて、好きなときに来て、酒を飲んでは騒いでよっぱらって、ベッドで寝て・・・ということを繰り返していたので、奥さんに愛想を尽かされて離婚して、今は一人ぼっちになっちゃったわけなのだ。


そんなわけで、寂しくなって俺のところに電話をしてきた、わけじゃなくて、センパイから転職したことを聞いたらしく、冷やかしの電話をかけてきたのだった。しかし、「転職したの?」「うん」で俺のことについてはそれっきりで、あとは「俺、部長代理になっちゃった」とか「ほら、前、お前も会ったことあるだろ?部長。あいつ、クビにしてやったんだよ、仕事できないから」とか、どこまで本当か分からない自慢話ばかりで、ちっとも面白くも何ともない(笑)。まあ、いつもこんな調子で、相手のことに気を遣わずにいられるからいいのかもしれないなー、気の置けない友とはよくいったもんだと、思った今日この頃、いかがおすごしでしょうか。



というわけで、「ホワイトバンド」のことでコメントをありがたくも頂戴したんだけど、ちょっと考えてしまった。というのも、インターネットで議論を交わそうとか、これっぽっちも思っていないのだ。俺自身もそうだけど、たまたま見た他人のサイトや、ブログで「なにいってんの?」とか「ばかじゃねーの」とか思ったりしたときに、自分の価値観と合わない人といくら話しても意味がないと思うし、わざわざ意見を書き込もうなんて思ったりしないのだ。そもそも、お互いのバックグラウンドも素性も知らないのに、議論するっていっても、それは結局勝ち負けでしかなくなってしまうか、どこまで行っても平行線で着地点の見つからない不毛な議論になるか、どっちかしかない。
自分の意見と合わなければ二度と見なければいいと思うし、それがネットの良いところだと思う。



そういうわけで、書き込んで頂いて申し訳ないですが、何も言うことはありません。じゃあ、なんでコメント機能を残しているかというと、友達やセンパイからのメッセージを受け取るために残してるのだ。



だいたい、なんでこんなブログをやっているかっていうと、自分の思いをはき出すためにやってるのであって、他の人から見てどうとか、こうとか考える必要もないし、誰にも気を遣うことがないからイイのだ。