ボビー・バレンタインの話

musicaparadiso2005-11-10

やっとやっと、1ヶ月ぶりに更新したと思ったら、なんだかヤル気がでてきちゃって、今日もなんだか書いてみようと思う。今日はロッテを31年ぶりだかに日本一にして、すっかり日本シリーズの、というか2005年のプロ野球をしらけさせちゃった張本人、ボビー・バレンタインに会った。会った、といっても道ばたで、だ(笑)。ボビーは奥さんと、アメリカ人2人を連れてワイワイとショッピングに興じてた。ていうか、外人ってなんであんなに楽しそうに騒げるんだろう?果物屋のオレンジやら、ぶどうやらを触って楽しそうに、ボビーは連れのオッサン達に一生懸命、しゃべっている。それを奥さんが楽しそうに聞いてたんだけど、今時、八百屋の果物を見て騒ぐのはボビーと引っ越しのサカイのおっさんくらいだ(あ、これはワカリにくいか)。奥さんは、もうコートやマフラーの季節だっていうのに、Tシャツ一枚で、しかも当然のようにTシャツはジーパンにインしてた。ボビーはボタンダウンにチノパンで、周りの人は誰も、ボビーだってことに気がついてなくて、外人が果物をつっついてはしゃいでいるのを、不思議そうに見ているのだった。



そんな奇妙な外人一行を指をくわえてみていたんじゃ仕方ないので、俺はボビーに挨拶して「日本シリーズ優勝おめでとう」ってことと、「来年はロッテの監督を続けるの?」って聞いてみた。そしたら、ボビーは一瞬、困ったような顔をして(奥さんは笑っていたけど)「分からない、君はどう思う?」って聞かれてしまったので、俺も困った顔をしてみた(笑)。だって、ロッテのフアンでもなんでもないし、どっちかって言うと、俺の周りには阪神の熱狂的なフアンの方が多いわけだし、ボビーの去就になんかちっとも興味がないのだ。だけど、土産話のひとつにでもと思って、思い切って、というか、ボビーの人なつっこい笑顔に思わず聞いてみたくなっちゃったのだ。



だけど、ここで今まで黙ってた、連れの外人が自分の提げてるバッグを指さして、意味ありげな顔をしてきたのだ。その指を指した方に目を向けると、そのバッグには「Phillies」と刺繍がしてあった。Philadelphiaメジャーリーグの球団だ。う〜ん。これをどう解釈すればいいのか。そして、そして、その後すぐにダン野村が通りかかったんだけど、これはどういうことだろうか?ダン野村といえば、野村克也妻のサッチーの息子で、野茂のドジャースへのトレードの代理人として活躍し、今のメジャーリーグブームを作った人物である。まあ、単なる偶然だと思うけど(笑)、結果はもうすぐ分かるんだろうし、その頃にはボビーと会ったことも忘れちゃっているだろう。なので、深く考えないことにした今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。



ボビーと出くわした後、とんでもない人物と遭遇してしまった。「田中均」である。歴史的な小泉の訪朝のプロデュースをして、その後の拉致問題を含めた北朝鮮外交において日本中から売国奴呼ばわりされながらも、金正日の側近の身元不明のミスターXと交渉をし続けていた、あの大物外交官だ。今年の夏ようやく外務省を退官して、どこに行ったと思ったら、こんなところにいたのだ(笑)。退官時に新聞や、文藝春秋上で「外交と世論のギャップが広がってきている」とか「アジアとの協調が今こそ必要」とか、相変わらずのたまっているんだけど、ギャップが広がった最大の原因は、官僚至上主義でピョンヤン超特急のお前のせいじゃねえか(笑)。こんな役人がのさばっているから、日本はいつまでたっても自立できないのだ。



ってことで今日も特に何もない一日だったんだけど、もうすぐ洗濯物を干さないといけないので、今日はこの辺で終わりにしようと思う。