iTunes Music Store

Appleの音楽配信サービスiTunes Music Storeがやっと日本でも始まりました。iTunes Music Storeはネット上で、様々なジャンルの音楽がアルバム、あるいは曲単位でダウンロードできるサービスです。一曲あたり、アメリカでは99セント、日本では150〜200円で販売されています。ダウンロードした曲やアルバムをCDに焼いたり、iPodなどの携帯プレーヤーに転送して聞くことができます。

このiTunes Music Storeが本国アメリカでスタートしたのが2003年の4月でした。Appleによると、サービス開始後1年で販売された曲は7000万曲、今年7月には5億曲を超したそうです。まさに倍々ゲーム。iPodの爆発的な売れ行きと、このiTunes Music Storeの成功は誰も予想できなかったことでした。タワーレコードやHMVにCDを買いに行かなくても、すぐに手に入れることができる手軽さや、様々なアーティストの曲を自分でコンパイルしてCDを作るには最適のサービスです。「この曲だけ聴きたいんだけどなー」と思いながら渋々CDを買う必要がなくなるわけです。

そんなAppleのiTunes Music StoreのサイトにはCelebrity Play Listsというものがあります。大物、新人問わず多くのアーティストによる、「私のお気に入りの曲を集めて１枚のCDを作ってみたらこんな感じ」、いわゆるマイベストを紹介してるんですね。

僕はよく好きな曲を集めてCDを作ったりするので、このCelebrity Play Listsをよく見ますが、本当に面白い。「あ、この人がこんな曲聞くんだ」とか「やっぱり、この曲好きなんだ、俺と同じだ」（笑）などとうれしくなったり、「自分の曲を３曲も入れてる・・・」とがっかりしたり。中には長々とコメントを寄せているアーティストもいて、選んだ曲に対する思いにふれることができます。そういう意味では何百万枚というヒットを生み出すスーパースターも、私とたいして変わらないんですね（笑）、悲しいときにはこの曲をよく聞いてますとか、この曲は自分のテーマ曲、いつもiPodに入れてヘビーローテションです、とかなんとか。