ふじいあきら似

musicaparadiso2005-11-17

今日せっかく仕事が休みだったんだけど、また歯医者に行くのを忘れてしまった。今、治療中の歯が2つあって、1つはもう去年の冬ぐらいからかかってるから、1年もかかってることになる。その歯はもともと虫歯を治療して、金属を埋めていたんだけど、確かハイチューを食べてたらとれてしまったのだ。



それで、そのまましばらくほっておいたら、冷たいものだけでなく、コーヒーなんかもしみるようになったのでびっくりして、近所の歯医者に駆け込んでレントゲンを撮ってもらったら、神経まで虫歯がいってて神経を取らないといけなくなってしまっていた。


実は、神経をとった歯は、すでに3つくらいあって、確かに神経をとる治療は時間がかかる。時間ばかりかかって、つまり歯医者にとっては手間ばかりかかって、手っ取り早く儲からないから、神経をとるより、歯を抜いてしまう歯医者も多いようなのだ。抜いてしまえば、インプラントや、差し歯など、歯医者にとってはおいしい治療ができるのだ。でも、良心的なところは、抜いてしまうより、やっぱり神経をとっても、歯が残っていた方がいいので、よっぽどじゃないと、歯を抜かない。


だから、今通っているところはお金にならないことを、それこそ根気よく続けてくれるのでありがたいのだけど、1年!である。これはこれで、問題じゃないだろうか。その歯医者は平日は院長と、もう一人、男のセンセイで患者を診ている。受付や歯石をとってくれる歯科衛生士の女の子が2,3人のいたって普通の歯医者なんだけど、来る患者に時々変なのがいる。



ちょうど久しぶりに治療を再開した頃、残っていた神経が膿んでしまい、結構な痛みが残っていて憂鬱な気持ちで診察を待っていたら、治療を終えた若い男の子が受付で次回の予約をしていた。そのとき、どうしても次回の治療は院長が忙しくって、もう一人のセンセイになりますけど、いいですかって受付の女の子に言われたその男の子は、「えっと、そのセンセイって・・・。ああ!ふじいあきらに似た人ですよね!」



ふじいあきら」って誰なんだろう?それにしても、近頃の子は全く予想もつかない事を言ったりする。そんな事を言われた受付の女の子は、「ふじいあきら」が誰だか知っているのだろう、「はあ?あ、はい・・・」声にならない笑いをかみ殺して、必死にスケジュール帳に目をやっている。その日、「ふじいあきら」似のセンセイに治療を受けながら、「帰ったらネットでチェックしないと」なんて考えていたので、いつもならすぐ「麻酔して下さいッ」ってお願いするんだけど、あんまり痛みも気にならずに済んだ。



そんなわけで、今年の年末をこの2005年という年をコイツの下世話な笑いで迎えるのかと思うと、いまから憂鬱で仕方がない。「みのもんた」である。よりによって、国民の日本の年末を代表する番組「NHK紅白歌合戦」のマスター・オブ・セレモニーに、この男が決まってしまったようだ。朝、昼と毎日この男の酒焼けした顔を嫌と言うほど拝んでいるのに、まだ、足りないのだろうか?



そうか、選んだのは、NHKのバカ役員連中だから、民放の事は詳しくなくて、テレビをつけたら、この男が出ていない日はないというのに、裏金作りや接待や、愛人の相手をするので忙しくて、そんなことも知らない連中なんだろう。みのもんたで低迷している視聴率をなんとかできると思っているあたりが浅薄で、卑しい限りだ。悔しかったら歌合戦に相応しい歌手を出せ。せっかく、ユーミンが出るというので、久しぶりに紅白を見ようか、なんて思っていたところなのにコレで台無しだ。悔しくて仕方がないのだ。